本文へスキップ

江戸切子解説サイトは江戸切子について雑学を絡めて解説を行うユーザー視点のサイトです。

スマホから見ている方は
下のを押すとメニューが出てきます。

近年の江戸切子

近年の江戸切子

江戸切子解説サイト江戸切子とは>近年の江戸切子


近年の江戸切子の普及の状況や
近年のデザインについて紹介します。


スポンサードリンク




近年の江戸切子の普及状況

近年では色んな取り組みや
販売形態によって江戸切子が普及されています。


美術大学や専門学校で切子の授業がある、
江戸切子教室の開講、
切子作家として活動、
(純粋に良いものだけを作る活動家)
下請け加工からの転換、
デパート催事への参加、
自社製品の直営店舗を持つ、
ホームページを通しての直接販売、
別の工芸品とのコラボ、


など販売形態が多角化し、
既存のルールに縛られない
様々な試みが行われてきています。


このように個々の工房の活動の個性が反映されて
日本のカットグラス・伝統工芸として
普及の活動が続いています。


たくさんの人が色んな角度から
江戸切子に向き合って
活動しようとしているので、
そういったことが江戸時代から絶えることなく、
庶民によってつながれてきた文化と
よく感じさせられると思います。



近年の江戸切子のデザイン

近年では、
伝統的なカットも大切にしつつ、
新たなる模様の考案なども
積極的に行われ、意匠登録がされ、
それがその工房の強みにもなります。

意匠権というのは
自分で考案したデザインを
使用、占有する権利のことで、
著作権などと同じ知的財産権になります。


特に日本で行われた世界的な会合の時に
贈呈品として送られた江戸切子は
矢来などの伝統的な模様ではなく、
近年考案されたある工房が意匠登録した
占有されたデザインのものでした。


カットの曲線の限界など
グラスをカットするときは
ある程度の制約があって、
新デザインを考案することは
かなり難しいことですが、
職人の熱意や努力によって
今もなお斬新なデザインと言うのが
開発され、進化が図られています。

私が自作した時のデザイン原案。

伝統的な昔から存在する模様を施した
江戸切子をほとんどの人は欲しがりますが、
江戸切子の面白いデザインと言うのは
その先にある職人達によって
製作された新しいデザインを織り込んだ
創作物であることを覚えておきましょう。


工房によっては
一点物、
プレミアムアイテム、
創作物、

など販売時の呼び方が違うと思いますが、
必ずそういうカテゴリーがあるはずです。

スポンサードリンク



その他、江戸切子の基本的なことは
江戸切子とは 」の
ページに戻って見て下さい。


バナースペース

よく使われるページ



江戸切子の構造



江戸切子の値段、相場


その他


何かございましたら、
menhpkanri@yahoo.co.jp
までご連絡下さい。